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Mathematica の15周年記念日に,高性能の新バージョンをリリース

2003年9月1日--Wolfram Researchが15年前の1988年6月23日にリリースしたMathematica 1.0は,劇的な進歩であるとしてすぐに称賛を受けました.Wolfram ResearchはMathematica リリースの15周年記念日である本年6月23日に,Mathematica の高性能新バージョンであるMathematica 5をリリースして,技術計算の世界をリードし続けています.

1988年6月のニューヨークタイムズ紙は,未来を見通す洞察力で「このプログラムの重要性は見逃せない」と書き,ビジネスウィーク誌はMathematica を年間の最重要新製品10選のひとつに挙げました.この15年で,Mathematica を不可欠なものとする分野は指数関数的に広がり,Mathematica は全レベルのユーザに使われるようになり,パワフルで正確で用途の広いソフトウェアとしての評判を集めています.

Mathematica の創造者でWolfram Researchの創立者でもあるStephen Wolframは次のように述べています.「Mathematica を最初に思い付いたのは,私自身が必要だったからです.しかし,私が想像するような汎用システムが構築できたら,どれほどの人にとって便利であるかは計り知れないと思いました.」

Mathematica に対するWolframの明確なコンセプトは,技術計算のすべてを統合された方法で扱える1つのシステムを作成するというものでした.このために,Wolframはコンピュータサイエンス,論理学,数学の異種のアイディアに基づいて,実質的にあらゆる操作・機能が実装できる新プログラミングパラダイムを開発しました.このプログラミングパラダイムは,その日からMathematica の基礎としての役割を果たしており,後続のバージョンにおける広範な改良を支えています.

Mathematica は革新的な長期デザイン原則に基づいています」とWolframは続けています.「Mathematica は,今日のプロジェクトのすべてが扱えるシステムというだけではなく,今後何十年も持ちこたえるようデザインされているシステムでもあります.ソフトウェア会社では,製品を急いで市場に出しすぎるために,そのデザインが後の開発と互換でなくなるということがよくあります.ユーザの投資を最大限に生かすためには,長期デザインは非常に重要なものです.」

Wolfram Researchの新しいアドバンスアルゴリズムをリリースしたMathematica 5は,既存の機能をさらに最適化すると同時に,多数の革新的機能を導入しています.これにより,Mathematica は比類なきスピード,スコープ,スケーラビリティを伴い,機能の新レベルへと向上しました.Mathematica 5のプレスリリースの完全版もご覧いただけます.

バージョン5は15年間の研究開発だけでなく,15年間の企業成長や発展の成果とも言えます.Wolfram Researchは成熟の過程において,ソフトウェア開発と計画プロセスの合理化を続けてきました.このような向上により,Wolfram Researchは組織規模の技術計算ソリューションをビジネス,研究,教育に提供する多品種企業へと変化しました.Wolfram Researchの完全に互換な製品はすべて,実証された同一の中核テクノロジーの要素に基づいており,ユーザはニーズに合った理想的な製品を使う一方で,組織内の同僚と情報が共有できるという最高の機能が得られます.

Mathematica 1.0から15年経った今,私達の元来の構想はこれまでより強く,開発プロセスはこれまでより効率的になりました.私達は今までに確立したゆるぎない基礎の上に,着実に規模を広げてくることができました.私は,ソフトウェア産業ではこれは非常に稀な財産だとよくいわれます.私達は,Mathematica とWolfram Researchが設定した高品質基準を維持し,向上させていく所存です.」とWolframは加えています.



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