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gridMathematica 1.1:Mathematica 5によりグリッド計算がスピードアップ

2003年8月25日--Wolfram Researchは,新リリースのgridMathematica 1.1により,グリッド計算アプリケーションのパフォーマンスを大きく向上させまし.gridMathematica には,Wolframの第一線の技術計算ソフトウェアの高性能最新バージョンであるMathematica 5が含まれています.このアップデートバージョンでは,密な数値線形代数処理のパフォーマンスの向上,疎な数値線形代数,大規模線形計画法,任意精度の計算のサポート,プロセス間通信の スピードアップが提供されています.

Supercomputing 2002で初めて紹介されたgridMathematica は,グリッドや専用クラスタでの並列計算のための完全なソリューションです.これにより, Mathematica をコスト効率よく並列計算用に配備することが可能となります.gridMathematica はUnix,Linux,Windows,Mac OS Xのどのマシンのクラスタでも使用できます.必要なのはTPC/IP接続だけです.バージョン1.1は,Mathematica 5の新しいTCP/IPプロトコルを利用しているため,内在するネット ワークのスピードで通信が可能です.標準的なネットワークでは,バンド幅が10倍拡大し,レイテンシが200分の1に減少します.高速のネットワークでは,それ以上の向上が見られます.

gridMathematica では,ParallelEvaluateParallelTableParallelMap等の簡単なコマンドでシーケンシャルコードを即座に 並列処理したり,並列計算アプリケーションを最初から開発したりすることができます.gridMathematica は,仮想共有メモリ,分散メモリ,自動のあるいは明示的なプロセススケジューリング,明示的な並列プリミティブ,停止したプロセスの故障回復をはじめとする,一般的な並列計算コンストラクトをすべてサポートします.

Wolfram Researchの研究開発部ディレクターのRoger Germundssonは,「Mathematica 5は,単一のコンピュータにおける技術計算では,最高のスピードを提供するようになりました.gridMathematica 1.1はそれをグリッド倍して,可能な限り最高の性能の計算環境を提供します」と語っています.個人のユーザも大規模の組織のユーザも,高レベルプログラミングアプリケーションに代り,この洗練された使いやすいgridMathematica により,計算を最適化することができます.

gridMathematica の詳細は,Webサイトでご覧ください.



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