Company

Mathematica,NECのItanium搭載Linuxプラットフォームにポート

2002年11月18日--Wolfram Research, Inc.とNECがItanium搭載のLinuxプラットフォーム用のMathematica 4.2を近日中にリリースすることを発表しました.IntelのItanium64ビットアーキテクチャは,Mathematica のような要求の高い次世代の演算アプリケーションのためにデザインされたものです.

Wolfram ResearchとNECは,業界の中でオープンソースのLinuxプラットフォームのItaniumプロセッサファミリ(IPF)に焦点を当てた最初の企業のひとつとなります.NECのIPFサーバソリューションとWolfram Researchの世界第一線の技術計算ソフトウェアとの結合により,事業や技術アプリケーションで最高のパフォーマンスを実現するためにデザインされたIPFアーキテクチャの機能が最大限に利用できます.

NECのもとには,IPFプラットフォームを求める顧客からの声が寄せられています.このプラットフォームの主な利点のひとつとして,現在のIntel32ビットプロセッサで実行できる計算よりも,大規模で複雑なものが実行できるという点が挙げられています.

また,計算が大規模になり,アプリケーションも大型化する傾向の中でMathematica ユーザは,現在のIntelIA-32ビットアーキテクチャで可能な4GBアドレス空間に限界を感じています.一方IPFでは,百万テラバイト(1テラバイトは1,024GB)のアドレス空間で作業することができます.IPF用のMathematica は,Itaniumプロセッサの将来的なバージョンにおいて計画されているパフォーマンスの向上も利用することができます.

Mathematica では現在のプロセッサプラットフォームでも,大規模計算が実行できるということは周知の事実です.しかし,個人ユーザや組織でのユーザの中には,仕事で計算を多用される方やより大きな容量を必要とする方もいらっしゃいます.このような方々に64ビットの演算環境用のパワフルなMathematica ソリューションを提供することができて,嬉しく思っています」と,Wolfram Research研究開発部ディレクターのRoger Germundssonは述べています.

Wolframの徹底した品質管理工程のため,Itanium Linux用のMathematica 4.2はまずNECのExpress 5800/1000シリーズでのみ入手可能となります.その後必要に応じて,IPFベースのハードウェアの認証が行われます.追加のプラットフォームの認証はia64@wolfram.comまで電子メールでお問い合せください.Mathematica 4.2についての情報は,Webサイトでご覧ください.



Select Language: en