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設計モデルと計測法を統合するMathematica Link for LabVIEW

Wolfram Researchの計算能力とNational Instrumentsの計測知識とを統合する新たなソフトウェア

平成14年8月14日,Wolfram Research, Inc.とNational Instruments(NI)は,BetterVIEW Consultingによる新たな技術計算アプリケーションのMathematica Link for LabVIEW の発売を発表しました.このソフトウェアはNI社のグラフィカル開発環境LabVIEWとWolfram Researchの技術計算ソフトMathematica をリンクして,エンジニアや科学者が設計プロセスの全段階を通して測定を行い,これを分析することをより簡単にするものです.

Mathematica Link for LabVIEW は,LabVIEWのデータ収集,分析,グラフィカルユーザインターフェース機能とMathematica のモデリングと分析アルゴリズムを結合し,量子力学から自動車産業までの何百もの産業におけるカスタム製品の開発をスピードアップします.このソフトウェアを使って,エンジニアはLabVIEWアプリケーションのVirtual Instrument(VI)をMathematica からコントロールしたり,LabVIEWのVIからMathematica にアクセスしたりすることができます.

「設計エンジニアはMathematica Link for LabVIEW を使ってLabVIEWとMathematica の機能性を,単独の開発環境で製品のモデリングとプロトタイプに簡単に統合することができる.そして,Mathematica のユニークな記号処理を用いて製品設計のための数学モデルを構築し,LabVIEWを使ってこの設計を実環境データと比較することができる」とNIの製品戦略担当副社長Ray Almgren氏は語っています.

Mathematica Link for LabVIEW には,LabVIEWとMathematica の通信経路を作り,第1段階の数学的モデルから最終設計の検証まで,設計の全段階で両者をシームレスに統合できるような,組込みの高度な関数が備わっています.例えば,Mathematica のカーネルに数値計算を送り,結果をLabVIEWに送り返し,Mathematica にネイティブのデータビジュアル化関数を使ってLabVIEWのデータをビジュアル化し,簡単でありながら柔軟性をもってシミュレーションを行い,Mathematica の記号プログラミングという特性を活用したVIをコントロールすることができます.

Mathematica とLabVIEWという2つの優れた計算システムを統合することで,技術者は終始一貫した理想的な作業環境に1歩近付きました.Mathematica Link for LabVIEW を使えば,手に入れたデータをより包括的に分析できるだけでなく,プログラム化されたレポート作成とデータ収集の記号的制御という新たな展望が開けるのです」とWolfram Research国際企画開発部ディレクターConrad Wolframは述べています.

Mathematica Link for LabVIEW にはMathematica 4.1以降とLabVIEW 6.0以降が必要です.Mathematica Link for LabVIEW はWindowsおよびMacintoshプラットフォームでご使用いただけます.



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