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Wolfram Research社,言語処理のテクノロジーを融合したユニークなコンピューティングのコンセプトを発表

新しい Mathematica 8,Wolfram|Alphaを統合 500以上ある新機能の一つ

2010年12月20日—Wolfram research社は,Mathematica 8(日本語版)をリリースいたしました.主力製品 Mathematica のこの最新バージョンでは,Mathematica の特徴である計算,開発,配備プラットフォームの環境に,Mathematica の強力なエンジンに基づいた計算知識エンジンWolfram|Alphaの画期的な言語処理テクノロジーを融合し,平易な英語で数学やデータ計算を入力しすぐに答を得たり詳しい分析を始めたりできるようになっています.

「伝統的に,タスクの実行には,コンピュータの言語,またはポイントアンドクリックインターフェイスを利用する必要があり,コンピュータの言語や特定の操作方法を学習しなければなりませんでした.自由形式で入力された人間の言語を理解し構文に翻訳することは,画期的な使い勝手の技術革新といえるでしょう.Mathematica 8は,このコンセプトの最初の製品ですが,すでに,ユーザの生産性を確実に改善し始めています」とスティーブン ウルフラム(CEO,Wolfram Research社の創立者)は述べています.

自由形式入力は,アイディアから配備までの Mathematica 8のワークフローへの新しいエントリポイントです.これに加え,強力な新エンドポイント機能も提供します.Cコードおよびスタンドアロン実行ファイルの生成機能です.Mathematica を使用すると,1つの統合ツールでプロトタイピングから配備までのワークフロー全体を完了することができます.もはや別々のツールを使用する必要はありません.

「自由形式の言語入力,モデルやプロトタイプから始めて,高性能スタンドアロンのプログラムやライブラリまで,すべてを Mathematica 8の総合的なワークフローの中で行えるのは.実に驚くべきことです」とWolfram Research社のカーネルディレクターであるトム ウィッカム-ジョーンズは述べています.

ワークフローの始めあるいは最後の段階に位置するこれらの最重要追加拡張機能に加え,Mathematica 8には,新規あるいは拡張された分野における500以上の新関数が含まれています.

  • 確率と統計:パラメータ推定を含む統計分布と自動ハイレベルのソルバなど,最大規模の統計機能コレクション
  • ソフトウェア開発:組込みのGPUサポート,自動のコード生成とリンキング,マルチコアの並列処理,およびスタンドアロンコード配備
  • 工学:統合された制御系とウェーブレット解析
  • グラフとネットワーク:新しい科学のネットワークの豊富な組込みサポート
  • 金融:オプション価格付けソルバ,財務指標,およびグラフ機能
  • 画像処理:特徴検出などの拡張された画像解析機能
  • Mathematica の直観的CUDA GPUプログラミング機能,および画像処理,医用画像処理,統計,金融等の一般的な応用分野ですぐに使用できる組込みの例題によって,これらの性能向上が簡単に達成できるようになります.

「これらすべての領域が奥深くまでカバーされています.異なる領域間でシームレスに動作するように関数が設計されているので,新しい革新的な方法でそれらを組み合わせることができるのです」とWolfram Research社の研究開発ディレクターであるロジャー ゲルモンドソンは述べています.

Wolfram Research社の戦略開発ディレクター,コンラッド ウルフラムは「Mathematica は従来の専門ツールが提供するような個々の機能の集まりではなく,あたかも山脈を構築するようなコンセプトに基づいています.Mathematica 8のさまざまな分野を網羅する広範な機能により,私たちは統計と確率など最先端のアプリケーションを実現することができました」と述べています.

動作環境:

Mathematica 8日本語版は,Windows XP/Vista/7,Mac OS X,Linuxのx86,および互換性のあるシステムですぐに利用可能です.製品の詳細はMathematicaのWebサイトをご覧ください.
http://www.wolfram.co.jp/mathematica



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