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Wolframの入力予測インターフェースを筆頭とする幅広い Mathematica 9の新機能

2012年12月18日—本日の Mathematica 9日本語版のリリースにより,Wolframは,ユーザビリティ,自動化,データサイエンス,その他の数多くの分野における限界を,400を超える新機能で押し広げています.

新機能のハイライトとなるものに,Wolfram入力予測インターフェースがあります.これは,高度なヒューリスティックと何百万ものWolfram|Alphaのクエリからのデータに基づいて,次に行うことを知的に提案してくれる機能です.

「9より前のバージョンでも,Mathematica はすでに世界で最も広範に,しかも奥深くまで計算を取り扱うシステムでした.スコープが広がると,ユーザビリティを保つことが難しくなります.弊社の新しい入力予測インターフェースはこのチャレンジを克服するものです.Mathematica が一歩先のステップを考えてくれるということは,新規ユーザに限らずすべての Mathematica ユーザが,より効率的に Mathematica のパワーにアクセスできるということなのです」とWolframの企画開発部ディレクターであるConrad Wolframは語ります.

ユーザビリティの向上は,計算を通して力を与えるという弊社の目標において重要な部分を占めるものですが,数多くの分野とテクノロジーにまたがる Mathematica 9の拡張機能のほんの一面に過ぎません.

「計算の民主化は,以前からの弊社の目標の一つです.我々はそれぞれの分野で可能なことを最適化し,専門家だけでなく一般消費者にも計算を最大限に利用できる力を与えようとしているのです」とWolframは付け加えています.

そのような分野の1つに,データサイエンスがあります.Mathematica 9はこの重要な新分野を独自の新しい機能と自動化でサポートします.統計データとソーシャルネットワーク(Facebook,Twitter等)の分析と可視化が,即時インタラクティブ機能,計算可能ドキュメント,記号計算等の既存機能に完全に統合されています.

Mathematica 9では,すでにパワフルで豊かであった計算環境をさらに充実させ,Mathematica 独自の記号と数値のハイブリッド計算エンジンに新たな分野を統合し続けているのです」とWolframの研究開発ディレクターであるRoger Germundssonは言います.

Mathematica 9には,新たに加えられたり機能拡張されたりした合計で57の応用分野が,その他の数多くの機能とともに含まれております.以下に主な新機能をご紹介いたします.

  • 新しいWolfram入力予測インターフェース.Mathematica の機能を使ったり,新しい機能を見付けたりすることがさらに簡単になります.これは,WolframのCompute-as-You-Think(考え付くままに計算を進める)イニシアチブの一環となる機能です.
  • 新しいグラフとネットワークの分析機能.Facebook,LinkedIn,Twitter等への組込みのリンクを含みます.
  • 高度に統合された単位のサポート.グラフィックスや数値・記号計算における自由形式言語入力,変換,次元の一貫性のチェック等も含まれています.
  • 生存率と信頼性の分析,マルコフ連鎖,待ち行列理論,時系列,確率微分方程式等の,データサイエンス,確率,統計の主要な新機能.
  • Mathematica のワークフローに完全統合されたR言語.データとコードのシームレスな交換が可能になりました.
  • 3D立体の画像処理機能と,非常に大きな2Dと3Dの画像やビデオでの性能をスケールアップしたアウトオブコアのテクノロジー.
  • 統合されたアナログとデジタルの信号処理.

Mathematica の創設者で最高経営責任者であるStephen Wolframが新しいテクノロジー,アイディア,方向性についてブログに詳しく書いております.ぜひご覧ください.

使用環境

Mathematica 9は,Windows XP/Vista/7/8,Mac OS X,Linux x86で今すぐお使いになれます.製品の詳細は,MathematicaWebサイトをご覧ください.



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