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Mathematica 5.1リリース,比類なきデータ操作性を実現

2004年11月24日--Wolfram Researchは,世界に誇る科学技術ソフトウェアシステムMathematica の最新バージョン,Mathematica 5.1を「データ操作関数のリリース」として発表しました.

Mathematica 5.0で劇的に向上したスピード,スコープ,スケーラビリティの上に構築されたバージョン5.1には,特にさまざまな形式の大きなデータを扱うための新機能が数多く加わっています.

カーネル開発部ディレクターのTom Wickham-Jonesは「バージョン5.1では,データのインポート,解析,操作,プロット等,データ操作プロセスの各ステップにおいて,比類のないパフォーマンスを実現する革新的なアルゴリズムを導入しました.ここで言うデータには,数値データの他,テキストデータやネットワークデータも含まれます」と述べています.

このような新機能に加え,Mathematica のユニークな自動アルゴリズム選択機能も向上しています.これは,タスクに応じた最適なアルゴリズムを自動的に適用するという,Mathematica 固有のインテリジェントな機能です.Mathematica 5.1では主要分野で多くのアルゴリズムを追加し,よりインテリジェントなシステムになっています.

企画開発部ディレクターのConrad Wolframは,次のように語っています.「Mathematica で関数を使うとき,ユーザはその関数をどのように使うかではなく,その関数で何がしたいかをMathematica に指示しているのです.それぞれの関数名は,単純なアルゴリズムではなくタスクを表しています.これにより,ユーザは正しいタスクの指定に専念でき,Mathematica はそのタスクに対して最適なアルゴリズムの適用に集中するのです.バージョン5.1の自動アルゴリズム選択は,最先端のエキスパートが自分で選んだアルゴリズムを使うよりも,パフォーマンスと結果の一貫性の両面において多くの分野で優れています.」

Mathematica 5.1には50以上の新関数,ツールキット,パフォーマンスの向上点が含まれています.主なものとして,以下が挙げられます.

  • 頑強な文字列操作
  • ビルトインの汎用データベース接続機能
  • 高度に最適化されたバイナリデータI/O
  • インポート・エキスポート形式へのXLS,AVI等の追加
  • 統合されたWebサービスのサポート
  • 2Dおよび3Dによるネットワーク自動視覚化
  • 配列の高性能視覚化
  • 数値線形代数の性能の強化
  • 完全に統合された区分関数
  • 陰的に定義された領域上の積分
  • 数値微分方程式でのイベント操作
  • 記号的微分方程式の新アルゴリズム
  • クラスタ分析機能
  • 微分方程式のためのインタラクティブな探究ツール
  • MathematicaMark ベンチマークツール
  • 組込みになったGUIKit インターフェース,アプリケーションビルダ
  • この他にも多数の革新的アップデート

Wolframはさらに「このリリースを5.1と呼ぶのは,かなり控え目な言い方です.数字の上では5.0と0.1しか異なりませんが,バージョン5.1には,長年に渡って開発した新しいテクノロジーが含まれているのです」と述べています.

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