Company

Wolfram,Mathematica を再発明

オリジナルから約20年後の今,劇的な新製品に

2007年5月1日--Wolfram Researchはほぼ20年の歴史の中で,2度目の計算革命を引き起そうとしています.1度目は1988年のMathematica 1.0でした.2度目は本日のMathematica 6です.Mathematica 6は多くの点で完全に新しい製品となっており,Wolfram Researchが10年以上に渡って開発してきた数百もの画期的なテクノロジーが搭載されています.日本においてはMathematica 6日本語版が近日中にリリースされる予定となっています.

Wolfram ResearchのCEOであるStephen Wolframは「互換性の点から言うと,Mathematica 6はアップグレードですが,機能の点から言うとこれは主要新製品です.Mathematica は新たに再発明されたのです」と述べています.

Mathematica 6は技術計算を新しいレベルへと移行させます.これまでよりも強固に結合しており,より自然で,より自動化され,さらに広範に渡る分野に適用できるようになっています.この成果の中心となっているのが「即時インタラクティブ機能」です.これは,モデル,シミュレーション,計算の他,どのような概念をも,完全にインタラクティブなアプリケーションにするというものです.数秒で完了することもあります.この新しい作業方法により,アイディアを高度に最適化された結果に変換するというプロセスが劇的に向上します.

「1988年,Mathematica により,科学計算はプログラマーを雇って行うものから自分で行うものへと変換されました.2007年,ライブのインタラクティブインターフェースの作成について同じような変換が遂げられようとしています.動的でインタラクティブなインターフェースの作成のためのこのように機敏で流動的な環境を提供できるシステムは他にはありません.Mathematica の根底にあるパワーにより,作成されたインターフェースは驚くほどの深さと多様性を持つことがよくあります」と,ユーザインターフェース開発部ディレクターのTheodore Grayは語っています.

1,000を超えるインタラクティブ機能の例題が,すでにThe Wolfram Demonstrations Projectに掲載されています.

Mathematica 6が新しく最適化されたのは,即時開発のためだけではありません.Mathematica の高度なプログラミング言語および世界トップレベルの計算機能と連携した統合開発環境(IDE)により,Mathematica 6はインフラストラクチャ開発という全く異なる領域,またその中間に位置する領域にも最適なものとなっています.

カーネル開発部ディレクターのTom Wickham-Jonesは次のように述べています.「Mathematica 6がちょっとしたミニアプリケーションから大規模なインフラストラクチャまで,すべてのスケールで適切であるというのは,Mathematica 6のユニークな面です.技術開発を考えるときはいつもMathematica 6が使えます.」

国際事業部ディレクターのConrad Wolframは「今日,技術的な場面でMathematica を使うことの障壁となっているのは,それを使おうかと『考える』ことです.Mathematica のスコープはどなたが考えておられるよりも広いのです」と語っています.

Mathematica 6の革命的な新しいアプローチは,ほぼ1000に及ぶ新しい計算・インターフェース機能によりさらに強力になっています.この中には,バージョン6を主要リリースと位置付けるものもあり,他の競合製品すべての機能を包括するほどMathematica を拡張するものもあります.

主要な新機能には以下のようなものがあります.

  • 1行の入力行から高度なインタラクティブインターフェースが作成できる動的インタラクティブ機能
  • 高性能関数およびデータグラフィックスの自動作成のための高インパクト適応型可視化機能
  • 何百もの標準データ形式の自動統合を含む,データ統合のための言語
  • 数学,物理学,化学,金融,地理,言語学等のためのロードオンデマンドデータ
  • 簡単なプログラムから任意のインターフェースを即座に作成する記号的インターフェース構築
  • 視覚的表現に対してアルゴリズムが最適化された,自動計算美学
  • アクティブなグラフィックス・コントロールと流れるテキスト・入力との統合

Mathematica 6には,以下の項目に対して何百もの機能および向上点が導入されています.

統合された幾何計算 · 完全に自動化されたグラフレイアウト · 組合せ最適化 · 制約条件付き非線形最適化 · 新世代の数値積分 · 新クラスの特殊関数 · 拡張された数論のサポート · 等式定理証明 · 探索的データ解析 · 記号的統計計算 · 高レベル文字列計算 · 拡張された配列操作 · 記号的サウンドサポート · 動的グラフィカル入力 · 統合されたグラフィックス編集と描画 · リアルタイム3Dグラフィックス · 組込みゲームパッドとHID(ヒューマンインターフェースデバイス)のサポート · 3D印刷とスキャンのサポート · マルチメディアの即時プログラミング · 効率化されたプレゼンテーション · 自動の表レイアウト · 記号的レポート生成 · リアルタイムのコード注釈 · 高レベルの即時デバッグ · 広範な製品内およびWebベースドキュメント

「我々は,競合製品の概念とは全く異なり,すべての技術分野で一貫した機能的基盤を構築してきました.競合製品は専門家用の極めて特化された機能を作っています.それがニーズであるならば役に立つでしょうが,少し違うこと,新しいこと,革新的なことをしなければならない場合に,全く役に立ちません」と研究開発部ディレクターのRoger Germundssonは語っています.

Stephen Wolframは「Mathematica を改名することも考えました.それほど新しいのです.しかし,Mathematica 6とすることで,現在も継続している元来の記号的アーキテクチャの重要性を強調することにしました」とも言っています.

使用できるシステム

Mathematica 6はWindows NT/2000/XP/Vista,Mac OS X,Linux x86/Itanium,Solaris UltraSPARC/x86,HP-UX,IBM AIX,およびその互換システムでご利用になれます.製品の詳細はMathematica のWebサイトでご覧ください.



Select Language: en