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ベテラン Mathematica ユーザSteven Skiena教授,離散数学の楽しさを示す

Steven Skiena教授は Mathematica が存在する以前から Mathematica を使い始めました.Skiena教授は Mathematica の創作者であるStephen WolframにWolframがプログラムの初期のバージョンを作成しているときにイリノイ大学で出会いました.Skiena教授はWolframのプロジェクトに興味を持ち,間もなく離散数学とグラフ理論に限定した関数を提供するバンドルされた Mathematica パッケージ Combinatorica を開発し始めました.

Mathematica 最初のユーザの1人であるSkiena教授はなぜ Mathematica を好むかということについてすぐに以下のように説明しています.「一番最初の Combinatorica は15年前に作成されましたが,それでもまだ現行バージョンの Mathematica で確実に実行できます.」Skiena教授は,このような長寿のプラットフォームが他には実質的に存在しないことを指摘します.さらに「標準バージョンのC言語でさえ私が Combinatorica を書いて以来変わっています」と彼は付け加えています.

CombinatoricaMathematica にバンドルされた最初のパッケージの1つです.現在組合せ論とグラフ理論について450以上の関数で Mathematica を拡張するパッケージは,おそらく離散数学の教育および研究のツールとしてもっとも広く使用されているソフトウェアの1つです.

Mathematica 4.2のリリースによって新しい Combinatorica が生まれました.この最新バージョンはSkiena教授と彼のコンピュータ科学者の同僚であるSriram Pemmaraju教授によって再設計され書き直されたものです.新しいパッケージの利点には,より高速の処理,より大きなグラフを操作する能力,より強力な描画と可視化の機能,ほぼ2倍の数の関数,古い関数のほとんどについてのアップデートが含まれます.

Skiena教授によると,これほど大きく強力なパッケージのすべての機能を紹介するには本が必要でした.彼は Combinatorica に関する最初の本である「Implementing Discrete Mathematics: Combinatorics and Graph Theory with Mathematica」でこれを提供しました.彼とPemmaraju教授は「Computational Discrete Mathematics: Combinatorics and Graph Theory with Mathematica」という題名の新しいバージョンの本を執筆中です.この本にはパッケージのアップデートのすべてが記載される予定です.この本に関するリソースの詳細は Combinatorica のWebサイトに掲載されています.

Skiena教授はこの近々出版される予定の本を「Combinatorica の決定的ガイド」と呼びます.この本で取り扱われているすべてのアルゴリズムや定理を初級者が理解してそのおもしろさが分かるように十分な考察と解説がこの本には含まれています.また,詳細な情報が必要なユーザのために Combinatorica 関数のすべてについて例題が提供されています.さらに,「Computational Discrete Mathematics」は用途が広く,学期のコースを教える,あるいは補足するための組合せ論とグラフ理論の教科書として使うことも十分可能です.Combinatorica を試しに使ってみることは,組合せ論とグラフ理論について学ぶ楽しく新しい方法を提供します.「我々は離散数学の楽しさを伝えたいのです」とSkiena教授は語ります.

Combinatorica の開発者としての仕事に加えて,Skiena教授はニューヨーク州立大学Stony Brook校のコンピュータサイエンスの教授であり,いくつかの数学関係の本の著者でもあります.彼の著作の1つである「Calculated Bets: Computers, Gambling, and Mathematical Modeling to Win」はどのようにコンピュータシミュレーションとコンピュータモデリングの技術を使ってハイアライの試合に賭けをした場合の勝ちのチャンスを増やすかということについて記述しています.「Computational Discrete Mathematics: Combinatorics and Graph Theory with Mathematica」はCambridge University Pressから2003年に出版されました.



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