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Wolfram,SystemModeler を発表—統合された設計最適化の新たな時代の到来

2012年5月23日,イリノイ州シャンペーン—Wolfram Groupは本日,設計の効率性とイノベーションを促進するために多用途の記号的なコンポーネントと計算機能を使う,高忠実度のモデリング環境であるWolfram SystemModeler のリリースを発表しました.従来のシステムでは,モデリングフィードバックループ内の最適化だけに焦点が当てられていましたが,SystemModeler は,モデリング,多様な解析,報告を可能にするWolframテクノロジープラットフォームと統合されており,このすべてを使うことで史上初の完全にアジャイルな設計最適化ループを実現しています.

「モデリング段階と製造段階の間を反復できるアジリティが,明日の設計最適化を促進する鍵です.Wolframソリューションは独自の方法でこれらの段階をまとめ,統合された設計にします」とWolframの研究開発ディレクターであるRoger Germundssonは言います.

現在市場に出回っているツールの多くは,主要構成要素を不完全にしか表せないブロック図を使ったり,シミュレーションには使えるけれど技術解析には使えないモデルを作成したりと,その基盤の部分で忠実度が制約されています.しかも,計算は扱えたとしても数値計算しか扱えません.統合された一つのワークフローを可能にするのは,究極の計算環境に支えられた多用途の記号的なコンポーネントを使用する SystemModeler のアプローチなのです.

「石のブロックだけを使って超高層ビルを建てるということはありえません.ですから,ブロック図だけを使って未来のイノベーションのモデルを作成するということは意味を成さないのです.記号的なコンポーネントがあらゆる領域を高い忠実度で表現することを可能にするのです.今までの枠を超えたアイディアを考え,それを試してみてください」とWolfram MathCoreの最高経営責任者であり,SystemModeler 部長も務めるJan Brugardは言います.

さらにBrugardは,「モデルはモデリングのためだけのものだと考えていると,設計最適化の発展の波に乗り遅れてしまいます.モデリング,シミュレーション,解析をすべて行える高忠実度モデルを一度作ってみてください.計算は付加的なオプションではなく,最新のモデル最適化の基盤の中心となるものなのです」と付け加えます.

Wolframの計算テクノロジーは,全く異なるワークフロー間で自動化,一体化,その他の基本方針を促進し,イノーべーションに劇的な向上をもたらすことでよく知られています.MathCoreの買収,および SystemModeler のWolframプラットフォームへの統合のこの第1段階は,これらの方針をシステム工学に拡張し,理解,イノベーション,結果を促進するものです.

「言語によるクエリ,計算可能ドキュメント,記号計算,世界で最も高度な統計解析機能というそれぞれまったく異なるテクノロジーが,SystemModeler と組み合されて,統合された一つの設計ワークフローを作り始めたというのは,素晴らしいことです.弊社がシステム工学に携わるようになったのは最近のことですが,今のこの統合された設計最適化の新しい時代には,始まりから関わっています.弊社は,この変革を実装するのにふさわしい,他に追随を許さないテクノロジーの蓄積を持っているのです」とWolframの企画開発部ディレクターであるConrad Wolframは語ります.

Wolframは,計算機能と知識を統合する企業であり,現在と将来の世界において計算をこれまで以上に重要な力にする科学,技術,ツールを開発することをその長期目標としています.当社は,世界で最も強力な統合計算システムである Mathematica と,幅広い分野で使用されながら現在も拡張し続ける計算知識エンジンであるWolfram|Alphaのデベロッパです.またWolframは,インタラクティブな計算ベースの知識コンテナである,自社のComputable Document Format(計算可能ドキュメント形式,CDF)を使って,電子出版界の先駆者ともなっています.Wolframは,数学専門のWebサイトとして第1位の座を占める MathWorld,およびWolframデモンストレーションプロジェクトを含む,技術情報のWebサイトとしては世界最大の無料ネットワークを管理しています.詳細は,当社のWebサイトをご覧ください.



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