Wolfram Research,次世代統合開発環境をリリース
Wolfram Workbench 2:革新的なアプリケーションをより素早く作成,配信
2010年2月17日,イリノイ州シャンペーン—Wolfram Researchは本日,企業規模のソフトウェア開発・配備のための優れたソリューションである,Wolfram Workbench 2のリリースを発表いたしました.バージョン2では新たに Mathematica アプリケーション用にドキュメントを作成,統合する機能が加わりました.また,コード編集,ナビゲーション等において,数々の点が改良されています.Workbench はWolfram Researchの中のあらゆるところで使われており,Mathematica,Wolfram|Alpha,およびその他のWolframテクノロジーの開発において重要なツールとなっております.
Workbench 2はEclipseソフトウェアプラットフォーム上に構築されており,Mathematica の進化し続けているプログラミング言語,世界的に知られる計算,可視化,モデル化機能を,世界有数の統合開発環境(IDE)の一つと結合します.これにより開発者はEclipseがサポートするあらゆる言語が使える優れた作業環境が利用できるようになります.そのため,Workbench は市場でも最も効率的な組織的ツールの一つとなっています.
Workbench のシニア開発者Adam Berryは次のように述べています.「一つのアプリケーションの中で,あらゆるテクノロジーの開発サイクルの全ステップが行えることにより,生産性が著しく向上します.Workbench を利用することで,環境を変える必要がなくなるため,開発者はツールではなく開発に焦点を当てることができるようになります.」
開発者は Workbench により,Mathematica のマルチパラダイム式言語と最高級のツールサポートを使って,考えたことをすぐにコード化することができるようになります.Workbench を使うと,開発から保守管理への移行時間を最小限にすることが可能です.開発者は,Workbench の以下のような最先端の機能を使って,より速い研究開発・配備が達成できます.
- シンタックスカラーリング,コード折りたたみ,エラー報告が装備されたソースエディタ
- 統合されたデバッグ,プロファイリング,単体テスト
- Mathematica のパターンベースの検索,警告,リファクタリング
- 業界標準のバージョン管理のサポート
- 強化された言語サポートのためのEclipseプラグイン
Workbench はWolfram|Alphaの開発に不可欠でした.世界で最初の計算知識エンジンであるWolfram|Alphaには,互いに作用を及ぼす何百万行ものコードがあり,多くのグループとチームメンバーが同じコードベースで作業します.Workbench により,だれでも素早くバグやその他の問題を見付け出し,簡単に解決することが可能になります.バージョン管理のサポート等の機能により,開発者はプロジェクトをチェックアウトし,作業を行い,検証し,再びグローバルリポジトリに戻すことができます.Wolfram|Alphaの開発において Workbench 2が担った重要な役割については,ビデオでご覧ください.
Workbench のご利用にはWindows,Mac OS X,Linux上で Mathematica 6以降が必要です.gridMathematica,webMathematica,Mathematica for the Classroom,Mathematica for Students,Mathematica Home Edition でもご使用いただけます.Workbench はWolfram Webストアでご購入いただけますが,Wolfram Research Premier Service にご加入の方には,無料でダウンロードしていただけます.
ソースコードの編集,デバッグ,単体テストを含む Mathematica プログラミング概念の中核を網羅する,Workbench についての高度なトレーニングがWolfram Education Groupにより提供されています.コースのご登録に関する情報やその他の詳細についてはオンラインでご確認ください.
Wolfram Workbench 2についてのより詳しい情報は製品ページをご覧ください.
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