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オリンピックで使用された解体可能な自転車競技場を Mathematica で設計

「形状,滑らかな表面,曲率,横傾斜を正確に計算するためには,高度な方程式解法と強力な計算機能を組み合せなければなりませんでした.Mathematica ではいかなる制約もなく,必要なものすべてをコンパクトに,しかも迅速に開発することができました.」
Mathematica の強み
  • 数値および記号計算—多次元配列,非線形方程式解法
  • グラフィックス
  • プログラミング—補間
  • その他—柔軟な出力のフォーマット

夏季オリンピック大会が終わったら,アトランタのストーンマウンテンパークにある自転車競技会場に行ってみてください.世界中の自転車選手たちが金メダルを目指して競技した,75トンの入り組んだ鉄骨構造が跡形もなくなっているでしょう.というのは,この世界クラスの自転車競技場は,Mathematica を使って巧妙に設計されたものであり,「スナップ」をとめるかのように簡単に組み立て,簡単に分解もできる236のセクションで構成されているからです.

「これら2万個の溶接鋼は公式の自転車競技会場に運ばれてくるまで,一度も組み立てられたことはありませんでしたが,私たちはそれらがぴったりと組み合わさり完全に閉じたループを形成するという自信がありました」と設計エンジニアのChris Nadovich氏は言っています.「フレネル積分に基づいたトラックの形状および部品の仕様に関するすべての計算は Mathematica だけで行いました.私たちが直面していた予算および時間の制約下でこのような正確な結果を得ることは,私の知る他のどのソフトウェアをもってしてもできなかったことでしょう.」

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