アメリカ合衆国の州をソケットで読み取って構文解析する
ソケットは,その他のストームすべてと同様に,ストリーム操作を使って読み取って構文解析することができる.
テキストデータを含むサーバへの接続を開く.
In[1]:=
socket = SocketConnect["http://exampledata.wolfram.com"]
Out[1]=
アメリカ合衆国の州すべてを含むテキストファイルに対して,GETのリクエストを含むコマンド1行を書く.
In[2]:=
WriteLine[socket, "GET /50states.txt HTTP/1.0 \n"]
応答の第1行を読み取る.
In[3]:=
ReadLine[socket]
Out[3]=
残りの行すべてを読み取る.
In[4]:=
output = ReadString[socket];
文字列の真ん中を調べ、デリミタで新改行された州のリストの最初を見付ける.
In[5]:=
StringTake[output, {277, 347}]
Out[5]=
SemanticImportStringを使って出力の構文解析を行い,構文解析できなかった要素を削除する.
In[6]:=
states = DeleteMissing[SemanticImportString[output]]
Out[6]=
実際にすべての州が含まれていることを確かめる.
In[7]:=
Equal[Length[states],
Length[EntityList[
EntityClass["AdministrativeDivision", "USStatesAllStates"]]]]
Out[7]=
ストリームを閉じる.
In[8]:=
Close[socket]