Wolfram Cloudを使ってコマンドライン上でファイルやデータを使う
WolframScriptは,ローカルカーネルがなくてもWolfram Cloudを使ってファイルの操作を行うことができる.クラウドカーネルを使ってテキストファイルを作成する.

クラウドカーネルをインタープリタとして使って,FindPath.wlsと呼ばれる以下の内容のスクリプトファイルを作成する.
#!/usr/local/bin/wolframscript -cloud -print -format PNG
samples = ImportString[$ScriptInputString, "JSON"];
order = Last[FindShortestTour[samples]];
tour = samples[[order]];
Show[ListPlot[samples], Graphics[Line[tour]]]
スクリプトは,ローカルのテキストファイルを入力として使ってコマンドラインから実行できる.

コードをノートブックにインポートする.
In[1]:=

Import[FileNameJoin[{$HomeDirectory, "examples", "tour.png"}], "PNG"]
Out[1]=
