ノートブックドキュメントの処理機能
バージョン3以来,ノートブックはWolfram言語にロードして処理することが簡単にできる記号的な式として保存されてきたが,これを行うためには,ノートブックの記号的な表現をよく理解することが必要である.NotebookImportを使うと,テキスト,グラフィックス,およびコードをノートブックから取り出すことが簡単にできるようになる.
Cosのドキュメントに含まれる「Notes」のスタイルのセルすべてをインポートし,これらをテキストの文字列に変換して,美しくフォーマットされたデータとして返す.
完全なWolfram言語入力を表示する
In[2]:=
makeGrid[Text /@ NotebookImport[docNotebook, "Notes" -> "Text"]]
Out[2]=
抽出された入力すべてのサンプル.
In[3]:=
makeGrid[Take[NotebookImport[docNotebook, "Input"], 9]]
Out[3]=
入力を「InactiveExpression」形式で示す.
In[4]:=
makeGrid[Take[
NotebookImport[docNotebook, "Input" -> "InactiveExpression"], 9]]
Out[4]=
グラフィカル出力すべてのサンプル.
In[5]:=
Take[Cases[
NotebookImport[docNotebook,
"Output"], _Graphics | _Image | _Graphics3D], 4]
Out[5]=
抽出された例題テキストすべてのサンプル.
In[6]:=
makeGrid[Take[NotebookImport[docNotebook, "ExampleText" -> "Text"],
9]]
Out[6]=