WXFを使ってデータを交換する
バーージョン12では,任意式を保存するための効率的なバイナリ形式であるWXFが導入された.この形式は,ドキュメントで説明されており,これらのファイルをPython等の外部言語で読んだり書いたりするためのライブラリも使用可能である.
最初の100個のコード点の文字列と,ランダムなバイト値の10×10行列を含むリストを作成する.
BinarySerializeは,式のWXF形式のバイト配列を返す.結果は,1つの文字あるいは値について約1バイトしか使わない.
BinaryDeserializeがもとの式を回復することを確かめる.
.wxfで終わるファイルにエキスポートすると,自動的に"WXF"形式が使われる.
BinarySerializeが返すバイトと全く同じバイトがfileに含まれることを確かめる.
同様に,.wxfで終るファイルをインポートすると,自動的に"WXF"データが復号される.