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遺伝子研究を進める
世界中の医学,生命科学,薬学研究所のDNA研究者は,DNA配列の研究にパーキンエルマー社のシステムを重用しています.研究者により発見された遺伝子配列は,なぜある特定の植物が特定の病気に抵抗できるのか,またなぜ動物と人間は癌にかかりやすいのかなどを理解する鍵となるかもしれません.これに対して Mathematica は,パーキンエルマー社の開発者Jim Bowlby氏が同社のアプライドバイオシステムズ部門の遺伝子解析設備を最先端に保つために重用しているものです.
Bowlby氏の現在の目標は,遺伝子配列を見付けるために多色蛍光シグナルを解析する機器であるABI PRISM 377 DNA SequencerおよびABI PRISM 310 Genetic Analyzerの性能を向上させることです.難しいのは,効率のよい信号処理アルゴリズムを開発・実装することです.
「研究はこれまで研究室集中型でした.現在では,物理学,化学,生物化学の研究は徐々に研究室から出てデスクトップへと移動しています.デスクトップでは効率のよいシミュレーションと解析に,新しいアルゴリズムの進化が必要です.しかし,新しいアイディアが成功する確率は同じままです.明らかに製品となる可能性があるのは20個のアイディアの中の1つ程度で,その中でも実際に製品となるものはほんのわずかです.私は Mathematica を使ってうまくいかないアイディアをすぐに選り分け,うまくいくものを例示しています.したがって,私にとって開発のスピードは実行のスピードよりも重要なのです.」
使用された Mathematica の主な機能:
- 数値計算--フーリエ変換,積分,微分
- 記号計算
- グラフィックス
- プログラミング
- ノートブック
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