ノートブックをプレゼンテーションに使う
以前からノートブックインターフェースは何らかの形式でスライドショーをサポートしてきたが,バージョン12でこれまでのシステムが大きく更新された.
新規のスライドショーは,ファイル ▶ 新規作成 ▶ プレゼンテーションノートブック...のメニュー項目を使って作成できる.
いくつかのテーマがプレゼンテーション用に用意されている.
さらにインターフェースは,フォントと色集合をオーバーライドしてテーマをカスタマイズすることも可能にする.
結果のノートブックには,編集とプレゼンテーションに便利なオプションのツールバーが含まれる.
例えば,予期されるプロジェクタの解像度に従ってノートブックのスケールを変更し,プレゼンテーションを表示してみることができる.
プレゼンテーション用にサムネイルのパレットを表示させる.
フォントサイズと画像は,ウィンドウサイズに応答して変更される.
サイドノートのセルを加えることができる.セルはプレゼンテーション中は不可視になる.
プレゼンテーション中に別のスクリーン上で,サイドノートパレットを使ってサイドノートを見ることは可能である.
プレゼンテーション中に,サイドコードセルに入力をペーストすることができる.パレットのサイドコードを左クリックすると入力がペーストされ,右クリックすると入力がペーストされた上で評価される.