- SQLite，PostgreSQL，MySQL，Microsoft SQLのデータベースのSQLコードを自動生成する．
- テラバイト規模のデータ集合に対してアウトオブコアのデータ解析を行う．
- よく使われるWolfram言語シンタックスを任意のタイプセーフ型のSQL式にコンパイルする．
- クエリを記号的に構築し操作する．
- ハイブリッドで行う．大規模なデータ操作にはSQL，細かい解析にはWolfram言語を使う．
- JOIN文の代りに関数のチェイニングで判断する．
リレーショナルデータベースの接続性
リレーショナルデータベースとSQLは，大規模な構造化データ集合とインタラクトするための事実上の標準となっている．しかしながら，現在競合するSQLの方言が数多く存在しており，紛らわしいことに，そのそれぞれが異なるシンタックスを持つ． バージョン12では，実体を使ってリレーショナルデータベースとインタラクトするという完全に記号的な方法が導入された．実体を使うと，使用中のSQL方言の詳細を知る必要がなくなる．Wolfram言語で初めて，アウトオブコアとインメモリの方法を統合して，テラバイト級のデータとインタラクトするためのツールが提供されるようになった．
