ラッパーの組合せを使う 

地球から惑星までの距離を長期に渡りプロットするには，単位付きの距離，時系列，データを追跡するための連想が必要である．これらすべてのオブジェクトを組み合せて直接プロットすると，簡単に美しいプロットが得られる．

指定された日付の地球からある惑星までの距離を与える関数を作成する．

In[1]:=

X distance[planet_, date_] := PlanetData[planet, EntityProperty["Planet", "DistanceFromEarth", {"Date" -> date}]]

2014年の地球から惑星までの距離の時系列を生成する．距離は天文単位である．

In[2]:=

X distanceSeries[planet_] := TimeSeries[({#1, distance[planet, #1]} &) /@ DateRange[{2014, 1, 1}, {2014, 12, 31}, "Week"]]

In[3]:=

X mars = distanceSeries["Mars"]

Out[3]=

In[4]:=

X mars[Now]

Out[4]=

いくつかの惑星までの距離を連想に保存する．

In[5]:=

X planets = AssociationMap[ distanceSeries, {"Mercury", "Venus", "Mars", "Jupiter", "Saturn"}]

Out[5]=

惑星を識別するために自動的に生成された凡例を使って，距離をプロットする．

In[6]:=

X DateListPlot[planets, PlotLegends -> "Expressions", FrameLabel -> Automatic, ImageSize -> 400]

Out[6]=