Mathematica 9の新機能
ゲージ
Mathematica 9では,組込みの可視化コレクションにゲージが加わった.ゲージの枠や面,位置マーカーは,多数の組込み要素のいずれかを使ったり,完全にカスタマイズされた要素を使ったりしてカスタマイズすることができる. ゲージのラベルによって自動的に値と単位が選ばれ,Mathematica のパワフルなタイプセット機能が使われる.ダッシュボードやレポートに最適なゲージは,インターフェースのインタラクティブなコントロールとしても使える.
- 値を範囲で表示する角度ゲージ,水平ゲージ,垂直ゲージ,温度ゲージ »
- 値をさまざまな基準に対して相対的に表示する弾丸ゲージ »
- 時間を表示する時計 »
- 完全にカスタマイズ可能な針とマーカー
- 連続あるいは分割された累積マーカーを使う
- 完全にカスタマイズ可能なゲージの枠
- 単位を組込みでサポート
- 自動ラベル生成と配置を含む,柔軟なラベル付けシステム
- 名前付きの日付と時間要素を使って時計のラベルを指定する
- 背景とスケールのスタイルを変更することによって値の範囲を強調する
- 自動的にスタイル付けされた複数の針とマーカーを使って,複数の値を表示する
- インターフェースのコントロールとしてゲージを使う
- ゲージに動的引数を使って,効率的なダッシュボードを作成する