Wolfram言語

家庭のレシピを整理する

バージョン12では,カスタマイズ可能で計算可能な自分の「実体」が作れるようになった.いったん登録すると,Wolfram Knowledgebaseの組込みの実体と同じように,これらの実体もクエリしたり操作したりすることができる.

ここでは家庭のレシピのEntityStoreを作ってみる.以下は,ツナ,クルミ,オリーブ,焼いたパプリカ,パセリ,スイスチーズで作る,簡単なパスタ料理のレシピである.

AudioCaptureを使って手書きレシピを自分の声で読み上げたものを録音し,SpeechRecognizeを使って手書きレシピの録音の文字起しをする.

文字起しは完全ではないが,もとのテキストに極めて近い.問題を正した後で,このレシピの記号表現を作る.

タイプライターを使って書かれた別のレシピの画像について考える.

TextRecognizeを使ってこの画像をテキストに変換する.

ここでも,結果は非常に近いが完全ではない.転写の際に生じた問題を正した後でこのレシピの記号表現を作る.

これらのレシピにいくつか加えてEntityStoreを作る.

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EntityValueで使えるようにこのストアを登録する.

レシピ全体の食材のEntityGroupを作るために,各ステップの食材の量の合計を出す関数を作る.

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特性に限定子を加えて,食材の量を与えられた係数で簡単に増減できるようにする.

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Wolfram Knowledgebaseの食物と栄養のデータを利用して"FamilyRecipe"タイプに栄養特性を加える.

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ResourceFunctionを使って食物実体を人間の可読文字列に変換し,限定子として渡された特性に従ってスケールして集約された食材のワードクラウドを作る特性を導入する.

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集約された食材から栄養ラベルを生成する特性を加える.

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台所で調理をする際に簡単に分かるようなレシピの書き方を示す特性を構築する.

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