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ディアフィールド・アカデミーのresearch, innovation and outreachディレクターとしてのPeter Nilsson氏の主な仕事は,高校生に大学以降まで通用する,競争力の高い技能を提供することです.Nilsson氏は,デジタル・ヒューマニティーズ(計算と人文科学分野の接点に関する研究)の入門コースで学校のカリキュラムを新しくして,計算が一般教養科目にどのように応用できるかを学生に示すと同時に,学生にコーディングや計算の重要なスキルも身につけさせたいと考えました.Nilsson氏のアイディアを実現するためには,言語,文化,歴史の包括的なデータソースと,学生が簡単に理解して使用できるインターフェースでプロレベルのテキスト分析機能を備えた計算システムが必要でした.
Nilsson氏にとって,Wolfram言語はデジタル・ヒューマニティーズコースの開発と指導に欠かせない存在です.Wolfram言語は高度なテキストおよび言語の処理機能に加え,あらゆる種類の結果を伝達するための高度な可視化機能も備えています.組込みの知識と計算可能なデータリソースにすぐにアクセスできるため,Nilsson氏は「ハムレット」のテキストマイニング分析等,馴染みのある作品を用いて学生に新しい概念を紹介することができます.
最も重要なのは,Wolfram言語が非常に高レベルであるため,習得が容易で,短く読みやすいコードが書けることです.「Wolfram言語ではたった1行で済むので,非常にパワフルです」とNilsson氏は述べ,Wolfram言語はExcel,MATLAB,R等のシステムよりも高速で深い探索を可能にすると指摘しています.Wolfram言語を導入してから1週間も経たないうちに,Nilsson氏の学生たちはすでに独自の研究プロジェクトに取り組んでいます.これは,Nilsson氏の同僚が博士課程の研究に匹敵するとしています.
Nilsson氏は,Wolfram言語をデジタル・ヒューマニティーズのコースワーク作成に最適な一体型ソリューションだと考えています.Wolfram言語のスピード,パワー,使いやすさの組合せにより,他のシステムでは実現できなかったアイデアをコースに組み込むことができました.「この非常にシンプルな言語のおかげで,すべて実現できるのです」とNilsson氏は言っています.