チャレンジ

学習コンサルタントのRon Monson氏は，教授，研究者，アナリストといった多くの役割を担い，学部横断的にカリキュラムの開発とサポートを行っています．すべてのタスクや科目ごとに数多くの専門アプリケーションを学び，管理する代りに，氏は必要なことをすべて網羅できる単一で統合されたソリューションを求めていました．そのためには，学術分野の広範な計算と知識を備え，さまざまなワークフローに対応し，柔軟な共有機能を持つシステムを見付ける必要がありました．

解決方法

Monson氏は教育のワークフローにWolfram言語を活用することで，あらゆる分野の精選された知識や最先端のアルゴリズムを教材に組み込むことができます．「STEM分野の幅広いテーマで支援ができるのが強みです」と彼は語ります．Wolfram言語の一貫した設計のおかげで，氏自身も学生たちも新しい科目の探求が直感的に行えます．また，高度に自動化されたインターフェース構築機能により，対話的な視覚的教材が簡単に作成でき，学生が自分なりの理解や問題解決の方法を探求することを促しています．

さらに，Wolfram言語はデスクトップとクラウドの両方で利用できる多彩な配備オプションを備えており，部署間や学校，研究グループ間でノートブックが簡単に共有できる他，Web上での公開やアーカイブのための便利なプラットフォームも提供しています．「アイデアや革新，研究成果を非常にシームレスに広く伝えることができるのが魅力です」とMonson氏は語ります．また，氏や同僚たちは公開されたアプリケーションや計算可能なドキュメントの利用状況を追跡し，学習分析を実施することで，その効果を向上させています．

利点

Monson氏にとって，Wolfram言語の最大の利点はその幅広い分野対応力です．氏はこれを教育と研究の「何でも屋」と称しています． データ収集から探索，展開まで，どんな分野でもWolfram言語はすべてをカバーしています．