恒星の色等級図を作成する
色等級図は,考察中の恒星の種類を判別するのに便利である.B‐V色指数(青いフィルタと緑のフィルタを通して撮った恒星の輝度の差)および絶対等級(10パーセクから見た恒星がどれくらい明るく見えるか)を知ると,恒星はプロット空間にランダムに散らばっているのではないことが分かる.恒星はヘルツシュプルング・ラッセル(Hertzsprung–Russell)図としても知られる結果のダイアグラムの特定の領域に密集する傾向がある.
たとえば,太陽のB-V色指数と絶対等級は以下で得ることができる.
同様に,以下を使って,利用可能な星すべての値を求める.
B‐V色指数から有効な温度をケルビンで近似する関数が必要なので,Ballesterosの式を使う.
温度に基づいて色を付ける色関数を使ってデータをプロットすることができる.
利用できる恒星データはある地域よりも別の地域でより密集している.