WOLFRAM

巨大システムを手なづける:ソフトウェア工学への合理的アプローチ

Enova,チーフアーキテクト,Chad Slaughter氏

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「Mathematicaを使うと,5行未満のコードでおもしろいことができます.」

チャレンジ

Chad Slaughter氏とEnovaのチームが「Colossus」プロジェクト―ソフトウェアの変更をより迅速に行うための新しい合理化システム―を始めたとき,彼らは,アナリストがモデルを開発し,ソフトウェアエンジニアがコード化し,その後本番環境に展開するという,数か月にも及ぶ多段階プロセスに代る手段を模索していました.Slaughter氏が求めていたのは,数十万件のデータ点が扱えるだけでなく,開発時間を短縮できるシステムでした.

解決方法

Slaughter氏の多くの同僚は通常,SAS,Python,Ruby,C++を使って作業していましたが,Wolfram言語がそれらすべてをこなせることを知って驚きました.そのため,計算タスクを複数の異なるシステムに分散するのではなく,Mathematica上でWolfram言語を使い,すべての作業を一元化して効率化することができました.

利点

Slaughter氏にとって最大の利点は,プロトタイピングや開発のスピード,ソフトウェア工学と分析の両方にWolfram言語が使えること,そして大量のデータを簡単に取り込み分析できる点です.MathematicaとWolfram言語を用いることで,Enovaチームはサードパーティのデータや社内データをシステム間で行き来することなく取込み処理が可能になりました.「従来のC++では,興味深いプログラムを開発するのに数百行のコードが必要です.Mathematicaなら,5行未満のコードで同じことができます.」

詳細

Wolframの強み

  • Wolfram言語の計算能力,性能,迅速な開発を活用して,大規模な本番システムを構築する
  • 迅速なプロトタイプ作成や計算的に複雑なインフラ構築を行う
  • コーディングプロセスを自動化し,納品までの時間を大幅に短縮する