コンパイルされたコードでプロット操作を使う
Wolfram Compilerは直接サポートする関数を使うだけではない.KernelFunctionを使ってWolfram言語のあらゆる部分を呼び出すことができる.次の例では一定間隔でデータの状態をプロットし,コードの実行についての考察を与える.
ヘルパー関数のprintPlotは,副産物として入力をプロットし,コンパイル目的でTrueを返す.
関数plottingSortは,単純だがあまり効率的ではないソーティングアルゴリズムのバブルソートをネイティブに実装する.Whileループの最後にKernelFunctionがデータ変数workに対してprintPlot を呼び出す.
plottingSortを使ってソートするデータを生成する.
printPlotを使ってデータの初期状態を可視化する.
plottingSortを使ってデータをソートする.Whileは繰り返しても変化がなくなると終了するので,最後の2つのプロットは同じである.