FITSに保存された表データを分析する
バージョン12.0における"FITS"のインポートおよびエキスポートの実装には,バイナリおよびASCIIの表のheader-data units (HDU)の完全なサポートの他,メタデータのインポートに対する豊かなサポートが含まれている.この例では,自動的にメタデータを使って,ファイルに保存されている表データをよりよく解析する方法を示す.
まずFITSファイルに保存されたデータをインポートする.
この例では2つ目のHDUに保存された表を見る.
"GENERAL INFORMATION"メタデータに保存されているデータ記述を探す.
値がファイルにどのように保存されているかについての情報が分かる.さらに表の各列に対応する単位も分かる.関心のあるタグは「TUNIT*」(*は列の指標)である.
実際のデータに関連付けることができるように,上の結果を少し解析する.
次にデータを取り出して単位を適用する必要がある.
さらに進めて,上の結果とファイルに保存されているもとの画像データを組み合せることができる.