3D領域を3D画像マスクとして使う
2Dおよび3Dの画像処理フレームワークは，ImageMeshとRegionImageによって幾何学計算フレームワークに関連付けられている．操作によってはどちらか一方の領域の方が定義しやすいものもある．この接続性を利用して，アルゴリズムのプロトタイプ作成を行いながら，領域を行き来することができる．
次は整形外科の例である．脊椎のCTスキャンを使って，置換用の椎間板のメッシュモデルを作成する．
双方向フィルタを使って立体データを正規化し，密度閾値で骨細胞を分割する．
モルフォロジー演算を使って椎間板のマスクを取得する．
椎間板の境界メッシュを生成する．
このメッシュは，今後の操作や3D印刷のためにDXFファイルとして保存できる．
脊椎の間の椎間板モデルを表示する．
