カムの設計: Wolfram言語で車のコンポーネントを作成する

カムは内燃エンジンのバルブ作動やミシン等多岐に渡るメカニズムで使われています．System Modelerの記号コンポーネント作成機能を使えば，正しい変位で摩耗が最小限のメカニズムを設計しプロトタイプ化することができます．

Wolfram言語で方程式のプロトタイプを作成

Mathematicaを使うと，尖ったカム，調和形のカム，その間のカムの3種類の形状のカムを定義することができます．

Wolfram言語で微分方程式を導出する

記号的微分方程式を使ってシステムの物理的挙動を記述します．

コンポーネントを接続する

Mathematicaから構造モデルを作成することで，さまざまなシステム設定の迅速なプロトタイプ作成が可能になります．

運動を可視化する

Wolfram言語でシミュレーション結果とグラフィック構造を直接組み合せて，モデルの特性をやり取りします．

方程式に基づいて生成されたコンポーネント

トルクで駆動し従動子に接続されたカム

カムの設計者は，カムのへ応力と摩耗を最小限に抑えるためにジャーク（加速度の導関数）を最小にしようとする．

Mathematicaで作成されたカム従動子のアニメーション

Wolfram言語の式に基づいてコンポーネントを作成

Wolfram言語の式に基づいて再利用可能なModelicaコンポーネントを作成して，System Modelerで直接使うことができます．

さまざまなカムオプションに対するジャークを解析

Mathematicaでシミュレーション結果を直接解析して可視化することができます．

Wolfram System Modeler