相関測定
測定値の分析において,不確かさが相関する値の集合が生成されることがよくある.これらの値を使って計算をするときは,この相関を考慮しなければならない.
この例では,Guide to the Expression of Uncertainty in Measurement(測定における不確かさの表現のガイド)ドキュメントのH.3に従っている.この例は,最小二乗フィットを使った温度計の線形キャリブレーションの過程を説明している.
ペアの集合を取る.
は
との摂氏の温度差,
は正しい結果からの偏差である.
In[1]:=1

✖
In[2]:=2

✖
Out[2]=2

最良の線形フィットを計算する.
In[3]:=3

✖
Out[3]=3

次は.フィットのパラメータとその推定される不確かさである.
In[4]:=4

✖
Out[4]=4

In[5]:=5

✖
Out[5]=5

次は,フィットの共分散行列と相関行列である.値の間に,相関行列の非零の非対角要素で表された,非零の相関があるのが分かる.
In[6]:=6

✖
Out[6]=6

In[7]:=7

✖
Out[7]=7

これらは次のような関係にある.
In[8]:=8

✖
Out[8]=8

不確かさの推定を使って摂氏 度との温度差を推定するのなら,独立したAroundオブジェクトに基づいた以下のどちらの計算も正しくないだろう.
In[9]:=9

✖
Out[9]=9

In[10]:=10

✖
Out[10]=10

これら2つの同等の計算は,フィットのパラメータ間の不確かさの相関を無視している.相関を考慮すると,パラメータはVectorAround式を使って表される.
In[11]:=11

✖
Out[11]=11
