Wolfram言語11の新機能
これまでに例のない知識ベースのアプローチを備えたWolfram言語は,できるだけ多くの計算と知識を言語の中に直接統合し自動化するという大胆なビジョンを持っています.バージョン11はWolframのアルゴリズム,設計,工学の絶え間ない進歩の上に積み重ねる形で構築されているものであり,多くの重要な新分野を言語の領域に導入しています.
バージョン11はデスクトップ,クラウド,モバイル,埋込みシステムに完全に配備できるため,誰でもすぐに最新のニューラルネットワークメソッドを使ったり,高度な幾何学計算を扱ったり,産業規模の音声処理を行ったりすることができます.また,便利なWolframノートブックから直接システムプログラミングを行って,API,アプリ,インタラクティブなCDFドキュメントで何でもシームレスに配備することが可能です.
Wolfram言語のバージョン11は,1988年にMathematicaで使われたバージョン1との互換性を維持しています.バージョン11では言語設計が大きく改良され,すべてが統一されたマルチパラダイムの記号的フレームワークにうまく統合されています.