プログラムのデバッグにInactiveを使う
プログラムの部分を段階的にアクティブにすることにより,Inactiveはデバッグの過程を助けることができる.
次のプログラムにはエラーが含まれている.
In[1]:= | ![]() X |
複数のメッセージが出力され,積分は評価されずに戻る.
In[2]:= | ![]() X |






Out[2]= | ![]() |
プログラムを非アクティブにしたものを作成する.
In[3]:= | ![]() X |
In[4]:= | ![]() X |
Out[4]= | ![]() |
すべてよいようなので,関数をアクティブにしてみる.
In[5]:= | ![]() X |

Out[5]= | ![]() |
メッセージが出力され,内部のNIntegrateはが評価に失敗したことを示している.第2引数がないからである.定義を修正する.
In[6]:= | ![]() X |
これで評価が正しく行われるようになった.
In[7]:= | ![]() X |
Out[7]= | ![]() |
In[8]:= | ![]() X |
Out[8]= | ![]() |