実体についてのプロパティパス
SPARQLは,RDF(Resource Description Framework,リソースディスクリプションフレームワーク)データセットを述語のリストに沿ってナビゲートすることを簡単にするプロパティパスをサポートする.バージョン12には実体領域にSPARQLクエリを適用するためのサポートが導入されている.
まず,便利なEntityシンタックスを使ってドイツの首都を求める.
SPARQLを使って同じものを求める.
Entityシンタックスを使ってドイツの首都の人口を求める.
SPARQLを使って行う.
この場合,SPARQLは不必要なオーバーヘッドのように見えるが,逆のクエリを行うとどうなるだろうか.首都の人口を制限し,国をプレースホルダにするクエリである.
これには新関数のFilteredEntityClassとEntityFunctionが使える.
人口を得るために,再びEntityFunctionを使う.
SPARQLを使った場合の結果である.