Wolfram言語

SPARQLの更新

SPARQL UpdateはRDF(Resource Description Framework,リソースディスクリプションフレームワーク)データ集合のための更新言語である.バージョン12ではインメモリRDFStoreオブジェクトあるいはリモートのSPARQLエンドポイントの更新がサポートされるようになった.更新要求は,更新文字列として,あるいは記号的更新指定として与えることができる.

最初に更新文字列を使い次に記号的更新指定を使って,惑星についてのインメモリRDFStoreオブジェクトを更新する.まずGraphStoreをロードし,惑星についてのサンプルデータを含むRDFStore オブジェクトを変数に格納する.

SPARQLQueryを使ってすべての惑星を求める.

SPARQLUpdateを使って「Pluto(冥王星)」のタイプを変える.

記号的な更新指定を使い,「半径」から値を計算して「体積」特性を加える.まず,ストア内のオブジェクトの「半径」を求めるパターンを定義する.次に(変数を置換した後で)挿入するトリプルのテンプレートを作成する.次にSPARQLInsert演算子をこのストアに適用する.

最後にストア内のデータからDatasetを作成する.

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