Wolfram言語

地球の曲面上の空間統計値

データ集合の空間中央値は,データ中のすべての点への距離の合計が最小である点,つまり: , を返すが,この点は,もとのデータ集合に属さないこともある.これに対して,中心特徴は,データの他のすべての点までの距離の合計が最小になる点をデータ集合内から選ぶ.

地球の曲面上のいくつかの都市について空間中央値と中心特徴を計算する.

都市の座標を求める.

空間中央値を求める.

空間中央値を中心に置いた地理投影法を使って,結果を可視化する.

空間中央値が位置する国を求める.

中心特徴を計算する.

中心特徴は,都市のリストから直接計算することも可能である.

空間中央値と中心特徴の間の距離を求める.

空間中央値とデータ点の間の距離の合計は,中心特徴とデータ点の間の距離の合計以下である.

GeoPositionあるいは同等の入力を扱う場合,空間中央値と中心特徴は距離関数としてGeoDistanceを使う.これは地球が閉曲面であることを考慮に入れている.経度と緯度の空間を使うと,誤った結果が出る.

経度と緯度の空間における空間中央値を計算する.

どの国が最も近いかを求める.

両方の中央値がどの程度離れているかを可視化する.

完全なWolfram言語入力を表示する

関連する例

de en es fr ko pt-br zh