漸近近似を検証する
関数 が,基点に近付くにつれて消失する相対誤差を持つ関数 を近似するならば, は と漸近的に等価(AsymptoticEquivalent)である( と書かれることがある)と言われる.よくある例として,階乗関数のスターリング(Stirling)の近似がある.
相対誤差がゼロに近付くので,関数の割合はに近付く.
スターリングの近似では,相対誤差が0に近付くと,絶対誤差が無限大に近付く.
テイラー(Taylor)級数は漸近近似を与える.
ローラン(Laurent)級数も漸近近似を与える.
素数定理によると, は素数計数関数 の漸近近似である.
対数積分関数でよりよい近似が与えられる.
素数計数関数と2つの近似を比較する.